意見書・決議の詳細情報

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│　発議第３号　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│　　　医療費３割負担の凍結を求める意見書について　　　　　　　　　　　　　│
│　　地方自治法第９９条及び第１１２条の規定により意見書を次のとおり提出す　│
│　　る。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│　　　平成１５年３月１２日提出　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│　　　　　　　　　　　　熊本市議会議員　田　尻　清　輝　　　　　　　　　　│
│　　　　　　　　　　　　同　　　　　　　坂　田　誠　二　　　　　　　　　　│
│　　　　　　　　　　　　同　　　　　　　大　石　文　夫　　　　　　　　　　│
│　　　　　　　　　　　　同　　　　　　　主　海　偉佐雄　　　　　　　　　　│
│　　　　　　　　　　　　同　　　　　　　荒　木　哲　美　　　　　　　　　　│
│　　　　　　　　　　　　同　　　　　　　津　田　征士郎　　　　　　　　　　│
│　　　　　　　　　　　　同　　　　　　　下　川　　　寛　　　　　　　　　　│
│　　　　　　　　　　　　同　　　　　　　田　中　誠　一　　　　　　　　　　│
│　　　　　　　　　　　　同　　　　　　　佐々木　俊　和　　　　　　　　　　│
│　　　　　　　　　　　　同　　　　　　　中　松　健　児　　　　　　　　　　│
│　　　　　　　　　　　　同　　　　　　　益　田　牧　子　　　　　　　　　　│
│　　熊本市議会議長　宮　原　政　一　殿　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│　　　　　　　　　　　　　　意　見　書　（案）　　　　　　　　　　　　　　│
│　　改正健保法の４月からの医療費３割負担の導入を直ちに凍結されるよう強く要│
│　望いたします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│　（理　由）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│　　第１５４通常国会で成立した改正健保法に基づいて、昨年の１０月から老人医│
│　療費が引き上げられ、４月から政管健保の本人負担が現行の２割から３割に引き│
│　上げられようとしています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│　　しかし、今日の経済情勢を見ると、不況は長引き、医療費負担の他にも、各種│
│　社会保険料率の引き上げや物価スライドの凍結解除、失業率の上昇やホームレス│
│　の増加など、国民の痛みはまさに頂点に達しようとしています。　　　　　　　│
│　　そのような経済・社会環境を考慮しますと、多くのサラリーマン等は、医療費│
│　５割増しという新たな痛みに耐えられるような状況には無い、と判断せざるを得│
│　ません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│　　また、平成１４年１０月から導入された高齢者自己負担の完全定率制では、多│
│　種の病気を抱えている高齢者にとって、複数の医療機関への治療費がいくらかか│
│　るのかわからないという不安感を抱えた現状にあります。　　　　　　　　　　│
│　　よって、政府におかれては、さきの通常国会で成立した改正健保法の４月から│
│　の医療費３割負担の導入を直ちに凍結されるとともに、高齢者の中でも特に低所│
│　得者の外来での自己負担についても軽減する等の配慮がなされるよう強く要望い│
│　たします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│　　以上、地方自治法第９９条の規定により意見書を提出いたします。　　　　　│
│　　　平成　　年　　月　　日　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│　　　　　　　　　　　　　　　議　　　長　　　名　　　　　　　　　　　　　│
│　　内閣総理大臣　┐　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│　　　　　　　　　├─宛（各通）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│　　厚生労働大臣　┘　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
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